手から伝わる気の力、ハンドパワー
手からの気のパワーは誰でも持っているものと言われております。
お腹がいたくなった時、手をお腹に当てた痛みを和らげようとした事は誰にでもあると思います。
子供の頃に風邪をひいてしまった時にお母さんの手がお腹をさすり気持ちが落ち着いた思い出がある人も多いかと思います。
手当と言う言葉は、このように患部に手を当てることで痛みや気持ちを和らげる治療的行為が語源だと言う説もあります。
好きな人に手で触れられるのはとても嬉しいものですが、嫌いな人に触れられると不快に感じる人が多いかと思います。
これも手から伝わる気によって、気が合う合わないも伝わるのです。
手で癒されるのはなぜ
大勢の人を実際に触る鍼灸師やマッサージ師の中には、特に人気のある人を「ゴッドハンド」神の手と呼ぶ人もいます。
手から出る気の力が、パワーと癒しに溢れでてリラックス効果が高まるからと考えられております。
ハンドパワーは、誰でも持っています。お母さんが握ったおにぎりが特別美味しくなるようにハンドパワーの源は愛情とも言われております。
マッサージを受ける際には、癒しやリラックスしてもらいたいと言う気持ちのセラピストに施術してもらえるかどうかで体の疲れや老廃物の排出が変わることは言うまでもありません。
マッサージをするセラピストとの相性もマッサージ効果を左右する重要な点です。簡単な会話を交わしてお互いリラックスできる空間を作れるかどうかでマッサージ効果も変わってしまいます。
自分でマッサージを行う時も愛情込めて体を擦ったり、押したり、揉んでみたりしてみてください。
思った以上のマッサージ効果を感じることができるはずです。
このように人間の持つ手には、目に見えない気を放出できると言う特徴があり、その気は人間の気持ちを如実に表すと言うことが言えると思います。
握手をしたり、手を繋いだり、スキンシップをすることでお互いの気持ちを確かめたり、愛情を伝え合うことにも使われています。
恋人同士、夫婦でお互いの体を癒し、ストレス解消にもつながるマッサージをしてみてはいかがでしょうか。
マッサージの際には、お風呂上がりの温まった体にアロマオイルを使ってみるのも良いです。お好きな香りでさらにリラックスすること間違いなしです。