有効なバスタイム

温かいお風呂で身体を温めることで、動脈や静脈の血管を拡張し、血液やリンパ液の流れを促進することができ身体を健康に保つことができます。

夏の暑い日にはシャワーだけでお風呂にお湯を貯めずにバスタイムを過ごしてしまう方も多いかと思いますが、一日の身体の疲れや老廃物を排出しやすくできるバスタイムは是非湯船に入ることをお勧めします。

長時間入るとのぼせてしまうと心配になる方もいるかと思いますが、そのような方には、温めのお湯を腰が浸かるくらいのところまで貯めて半身浴をするとのぼせることもなく下半身の血流の循環をよくし、長時間のお風呂楽しめると思います。

温めのお湯はおおよそ38度から40度が良いですが、季節や給湯器のメーカーやお風呂場の広さや断熱の状態によって湯温が変わってきますので、熱すぎず長く入っていられそうな温度をご自分の感覚で確かめていただくのが一番です。

湯船で、お気にい入りの本を読んだり音楽を聞いたり映画をみたりすることで心身ともにリラックスすることが出来ると思います。

アロマオイルやバスソルトを使うことで、バスタイムをもっと楽しむことができよりリラックスした時間を過ごすことができます。見た目を美しく保つ必要のある女優さんやモデルさんはバスタイムでのマッサージは必ずと言っていい程行っているようです。

注意が必要なのは、お風呂に入ると身体から汗となって身体の水分が不足する場合もありますので、お風呂に入る前と後でコップ一杯の水分を取ることをお勧めします。かなり長い時間半身浴をされる場合には、入浴中にも水分を補給すると良いかもしれません。

バスタイムのマッサージ

お風呂に入って血行が促進されている状態でマッサージを行うととても気持ちがよく癒やされます。

脚や腕やつま先などの末端部分のマッサージがお勧めです。足の裏をさすったり押したり、足の甲部分も同じようにさすったり押したりします。

足首から膝まで、膝から脚の付け根部分へやさしくさすりながらもみほぐしてあげるとても持ちが良くなるかと思います。脚全体の血行が良くなっているのを実感できるかと思います。

手の指の先の方から指の付け根に向かって優しく押したり、腕の内側の柔らかい部位を優しくさすります。手首から肩に向かって脇の下の方に優しくさすります。二の腕の下側を優しくもみほぐすと気持ちが良いです。

お風呂の中では、肌が少し敏感になっておりますので優しくさすったり押したりもんだりしていただいたほうが肌を傷めずにすむかと思います。